クールな王子様とストーカー

愛音side

私って何したいんだろう。



私もしかして祐馬くんじゃなくって……





蒼のこと好きなのかな。。

でも…………



「もう…どうすればっ……!」




私は誰もいない放課後の教室で、叫んだ。


「自分がしたいことすればいいんじゃないの?悩む必要なんてなくて前から答え決めてんじゃない。」



え。



私は机にうつ伏せでいた。



顔なんて見なくてもわかる。



この声は………



「ゆ、うまくん……」



私が名前を呼ぶと、彼は1回軽くため息をついて、私の所へズンズン歩いてくる。



「……」




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