クールな王子様とストーカー
私の所へ来たのに祐馬くんは、無言。



「………?」「…………帰らないの?」






私は教室にある時計を見た。


えっ!もう6時近いのっ……!?




「かかか、かえるっ!」「じゃあほら」




彼は手を私の方へ出す。



?……何この手……。



「え、えっと…」


すると祐馬くんは私の手を引いて
胸の方へ引き寄せた。




「……っえ…?」




「……立ち上がらないから……」



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