クールな王子様とストーカー
「蒼大好きだよ。ごめんなさい。


ありがとう……!」



私は蒼に最後抱きついてそう言った。



私はすぐ離れた。私の気持ちが割れないようにと



「愛音大好きだよ。」



彼は最後そう言って私に背を向けて帰って行った。




これで良かったんだ。




私も、この恋。



「締めくくろうかなー。」




私はただ蒼のいなくなった路地で
そう呟いた。




あの後どうなるかも知らずに呑気な顔でー




☆☆☆


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