クールな王子様とストーカー
愛音side



「愛音ー。。」




え。名前呼んでくれた。



そのことに思わず目を見開く。


こんな時なのにドキドキしちゃうよ。



驚いた顔をなおし、にっこり自然な笑顔を
浮かべた。




「あのね、祐馬くん。これで私最後にするからさ……最後まで聞いてね。」「……あぁ」




私は立ちすくんでいる祐馬くんに




一歩


二歩


三歩


もう30cmくらいの近さ。


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