クールな王子様とストーカー
私は恥じらいもなくお母さんに縋りつき泣いた。



けどお母さんは、何も言わずに背中をトントンとさすった。



♡♡♡




「落ち着いたかしら?愛音。」


「う、うん。」



お母さんは、私にホットミルクを差し出した。



あったかい。。

いつもの優しい味。。



「今日は休んでよかったわね。」

「…………」


お母さんはやっぱ優し…

「愛音。好きな事…諦めたい?」「………ずっと好きでいたい。」


私はずっと祐馬くんが好きだ。


「ふふやっぱ私に似てるわねぇ…。じゃあずっと好きでいたら?」


え、諦めろって言わないの?


< 79 / 113 >

この作品をシェア

pagetop