クールな王子様とストーカー
「朔斗くん。すっごい麻美子のこと好きだったのよ!」
七海さんが黄色い声でそう言う。
「やっぱ、祐馬くんそっくりよー!」
「いや、愛音ママ。愛音たちの方がすごい
似てるよ!」
藍子が急に声を出す。
「あら?藍子ちゃん。そうかしらね…」
「そう言えば、麻美子と全然会ってないわ
今度会いましょって言っといて!」
「は、はい。」
七海さん変わんない。前も、すっごい優しかったしな。
「ああ。それと……」
「「??」」
「愛音の事幸せにするって約束できるかしら
2人とも!」
「え?そこは柚子日1人よ、ななさん…」
俺は、藍子と目を見合わせた。
「「はいっ!!」」
俺は愛音の病室へ入った。
こつこつこつ。
ピッピッピっ。。