クールな王子様とストーカー
私2回も祐馬くんに恋したんだね、


でもきっと結婚なんて覚えてないよね。



そう思いながら、目を開けた。


涙ぐんだ祐馬くんの姿があった。



嬉しさで思わず泣いてしまった。



「愛音。起きて早々悪いんだけどさ。かっこ悪い話きいてくんない?」「祐馬くんはいつもかっこいいよ。昔から……ずっと…」



「、………思い出してくれたのか…」



そういう彼はどこか泣いているような気がした。



「俺さ、」
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