目に視えない私と目が見えない彼
どうしても気になって頭の中で考えてしまう。
図書室で調べるには時間かかりそうだし、web検索できたらなあ。
ある一つの方法が頭に浮かんだ。しかし、その調べる方法は見守りを放棄しなければならない。
だめなのはわかってる。ダメなんだけど・・・。
悩んだふりをしたけど、本当は決まっていたのかもしれない。
ごめんなさい。
心の中で精一杯の謝罪をして、今、私はパソコン室前の廊下にいる。この時間はどのクラスもパソコンの授業がないようで、誰もいなかった。シンと静まり返っている。
パソコン室の前で、これから侵入する申し訳なさから「お邪魔します」と、一礼をする。
顔をあげて壁をスッと通り抜けてパソコン室に侵入する。通り抜けることを悪いことだと思う認識はとうに薄れていた。
「このパソコン、借りますね」
電源ボタンを押すと、黒い画面にパァッと光が灯る。電気がついていないので真っ暗なパソコン室に、一つだけ光が灯ってるので、異様な雰囲気だった。
「・・・・・・誰か来る前に調べちゃおうっと」
図書室で調べるには時間かかりそうだし、web検索できたらなあ。
ある一つの方法が頭に浮かんだ。しかし、その調べる方法は見守りを放棄しなければならない。
だめなのはわかってる。ダメなんだけど・・・。
悩んだふりをしたけど、本当は決まっていたのかもしれない。
ごめんなさい。
心の中で精一杯の謝罪をして、今、私はパソコン室前の廊下にいる。この時間はどのクラスもパソコンの授業がないようで、誰もいなかった。シンと静まり返っている。
パソコン室の前で、これから侵入する申し訳なさから「お邪魔します」と、一礼をする。
顔をあげて壁をスッと通り抜けてパソコン室に侵入する。通り抜けることを悪いことだと思う認識はとうに薄れていた。
「このパソコン、借りますね」
電源ボタンを押すと、黒い画面にパァッと光が灯る。電気がついていないので真っ暗なパソコン室に、一つだけ光が灯ってるので、異様な雰囲気だった。
「・・・・・・誰か来る前に調べちゃおうっと」