目に視えない私と目が見えない彼
来衣先輩のお母さんの許しが出たので、私は堂々と来衣先輩の守護霊代行の任務をした。守護対象者に存在がばれてる守護霊代行なんて、今までいなかっただろう。

「ちょ!未蘭?!お風呂にまで入ってこなくていいから」

「お風呂は危険ですから!」


「おい!さすがにトイレはやめろよ」

「トイレも危険ですから!」


なりふり構わず身守りをした。そして、今度は私自身に対処できない問題が降りかかる。
< 215 / 256 >

この作品をシェア

pagetop