幸せの見つけ方〜幼馴染は御曹司〜
「はい、はい、承知しました。とても興味深いお話ですので、一度そちらに伺って詳しくお話させていただいてもよろしいでしょうか?はい、こちらこそ、よろしくお願いいたします」
朱里は電話を切ると、早速皆に報告する。
「私、来週現地に下見に行ってきます。先方のお話では、近々取り壊しが決まった市民会館で最後のコンサートを開きたいと。地元の楽団もないので、近郊から呼び寄せが必要かもしれません。その地域の中学と高校の吹奏楽部員が合わせて10名ほどいるらしく、出来れば一緒に舞台に乗せてあげたいと思っています」
「ほーい、了解。取り壊しが決まってるなら、そんなに待ってられないもんね。優先的に進めよう。で、どこの地域?」
「兵庫県の山側の地域です」
「あー、確か3件目のメールだったな。じゃあ俺、アクセスとか宿とか調べるよ」
「ありがとうございます。私、社長に報告してきますね」
そうして次の週。
朱里は瑛と一緒に出張に行くことになった。
朱里は電話を切ると、早速皆に報告する。
「私、来週現地に下見に行ってきます。先方のお話では、近々取り壊しが決まった市民会館で最後のコンサートを開きたいと。地元の楽団もないので、近郊から呼び寄せが必要かもしれません。その地域の中学と高校の吹奏楽部員が合わせて10名ほどいるらしく、出来れば一緒に舞台に乗せてあげたいと思っています」
「ほーい、了解。取り壊しが決まってるなら、そんなに待ってられないもんね。優先的に進めよう。で、どこの地域?」
「兵庫県の山側の地域です」
「あー、確か3件目のメールだったな。じゃあ俺、アクセスとか宿とか調べるよ」
「ありがとうございます。私、社長に報告してきますね」
そうして次の週。
朱里は瑛と一緒に出張に行くことになった。