Lost at sea〜不器用御曹司の密かな蜜愛〜
それから宗吾は体を起こすと自身の浴衣も脱ぎ、胸を上下させる六花を熱を帯びた瞳で見つめる。
目が合うだけで吸い込まれるように唇を重ね、お互いに求め合うように舌を絡め合った。宗吾の指が六花の体を隅々まで滑りながら、執拗に六花の敏感な部分を攻めていく。あまりの快感に六花は体をのけ反らせると、ぐったりと力が抜けていくのを感じた。
気持ちいいのに、今日はもうこれだけでは満足が出来なくなる。彼が欲しくて仕方なくて、早く宗吾と一つになりたいと思ってしまう。
六花は手を伸ばして宗吾の頬に触れると、瞳を潤ませて彼を見つめた。
「宗吾……お願い……もう来て……」
宗吾は息を荒げて六花の足を開かせ、深く深く身を沈めていく。それだけで体の力が抜け、彼と繋がっている部分に熱を感じて全身が悦びに震えた。
力強い腕に抱かれて息も絶え絶えになりながら、それと共に激しくなる宗吾の動きにこの上ない幸せを感じ、六花はついに絶頂に到達して果てた。
宗吾は息を切らして六花に覆い被さる。肌越しにお互いの心臓の音が伝わり、どれだけ夢中になって求め合ったのかがわかった。
ただ言葉を口にするのが恥ずかしくなって、宗吾の体に腕を回す。離れたくなくて、温もりを感じていたかった。
しばらくお互いの息遣いしか聞こえなかったが、ようやく宗吾が体を起こすと六花の隣に寝転がった。
「俺たち、朝から元気すぎ」
「……本当。私もそう思う」
二人とも寝返りを打ってお互いの方へと向き直る。宗吾の手が伸び、六花の頬を優しく撫でた。
「もう一回と言いたいところだけど、チェックアウトの時間もあるしな」
「……でも朝食まではまだ少し時間もあるし……」
なんて大胆なことを言っているのかしら。まだ数日あるとしても、今この時間が終わってしまうのは寂しい。
六花の発言に驚いたような顔をしてから、宗吾は満面の笑みを浮かべる。
「そんなふうに誘われたら断れないな。じゃあ朝食が美味しく食べられるように、もう少し動いていこうか」
思わず吹き出してしまった六花の唇を宗吾が再び塞ぐと、甘くてとろとろに溶けそうになる。
「やっぱり宗吾のキスって好き……」
素直に自分の気持ちを口に出すと、なんだか心が軽くなる。せっかくの一週間だもの。自分の気持ちに正直に過ごしてみようーーようやくそう思えるようになった。
目が合うだけで吸い込まれるように唇を重ね、お互いに求め合うように舌を絡め合った。宗吾の指が六花の体を隅々まで滑りながら、執拗に六花の敏感な部分を攻めていく。あまりの快感に六花は体をのけ反らせると、ぐったりと力が抜けていくのを感じた。
気持ちいいのに、今日はもうこれだけでは満足が出来なくなる。彼が欲しくて仕方なくて、早く宗吾と一つになりたいと思ってしまう。
六花は手を伸ばして宗吾の頬に触れると、瞳を潤ませて彼を見つめた。
「宗吾……お願い……もう来て……」
宗吾は息を荒げて六花の足を開かせ、深く深く身を沈めていく。それだけで体の力が抜け、彼と繋がっている部分に熱を感じて全身が悦びに震えた。
力強い腕に抱かれて息も絶え絶えになりながら、それと共に激しくなる宗吾の動きにこの上ない幸せを感じ、六花はついに絶頂に到達して果てた。
宗吾は息を切らして六花に覆い被さる。肌越しにお互いの心臓の音が伝わり、どれだけ夢中になって求め合ったのかがわかった。
ただ言葉を口にするのが恥ずかしくなって、宗吾の体に腕を回す。離れたくなくて、温もりを感じていたかった。
しばらくお互いの息遣いしか聞こえなかったが、ようやく宗吾が体を起こすと六花の隣に寝転がった。
「俺たち、朝から元気すぎ」
「……本当。私もそう思う」
二人とも寝返りを打ってお互いの方へと向き直る。宗吾の手が伸び、六花の頬を優しく撫でた。
「もう一回と言いたいところだけど、チェックアウトの時間もあるしな」
「……でも朝食まではまだ少し時間もあるし……」
なんて大胆なことを言っているのかしら。まだ数日あるとしても、今この時間が終わってしまうのは寂しい。
六花の発言に驚いたような顔をしてから、宗吾は満面の笑みを浮かべる。
「そんなふうに誘われたら断れないな。じゃあ朝食が美味しく食べられるように、もう少し動いていこうか」
思わず吹き出してしまった六花の唇を宗吾が再び塞ぐと、甘くてとろとろに溶けそうになる。
「やっぱり宗吾のキスって好き……」
素直に自分の気持ちを口に出すと、なんだか心が軽くなる。せっかくの一週間だもの。自分の気持ちに正直に過ごしてみようーーようやくそう思えるようになった。