Lost at sea〜不器用御曹司の密かな蜜愛〜
六花の胸の頂を口に含んでした先で転がし始めた。何度も舐り、反対側を指で摘まれると、押し寄せる新たな快楽の波に抗えなくなり、背中を反らせる。
息も絶え絶えになってぐったりしている六花を宗吾は愛おしそうに見つめ、そっとキスをした。それから彼女を浴槽の縁に座らせると、シャワーを止め、バスタオルで体を拭いていく。
「昨日の教訓。ベッドに行くなら、ちゃんと体を拭いてから」
思わず吹き出した六花に微笑みかけると、彼女の体を抱き上げベッドまで歩く。それから六花を寝かせ、上から覆い被さった。
「六花、もっと気持ちよくなる方法があるんだけど……」
「……どんなこと?」
首を傾げた六花の足を開かせ、唇を塞ぐ。
「愛してるって言ってみてよ。口に出して……俺を愛してるって思えれば、もっと気持ち良くなるはずだから」
六花は驚いて目を見開いた。そんなことを口にしたら、宗吾への想いが溢れてしまうーー。
「……絶対に言わない……」
「なんで? 意地っ張り六花」
「そんなこと言うなら、宗吾から言ってよ。私にだけ強要するのはおかしいでしょ? 宗吾が言ったら私も考える」
冗談で言ったつもりだった。しかし六花の言葉を聞いた宗吾の顔色が変わる。急に真面目な顔になり、六花の目を真っ直ぐに見つめたのだ。
額に、瞳に、頬に、首筋にと順にキスを繰り返し、最後に唇に優しいキスが降ってくる。
「宗吾?」
「愛してるよ、六花」
「えっ……」
困惑した表情になる六花の中へと宗吾が入り込む。
「愛してる、愛してる……六花が好きだ……」
思いがけない言葉に喜びが隠せず、涙が溢れていく。ずっと欲しかった言葉ーーたとえ嘘でも愛を囁かれながら一つになると、何でこんなにも満たされるんだろう。宗吾が言った通り、気持ちよくて幸せに包まれる。
「六花も言ってよ……嘘でもいいから言ってほしい……」
「……嫌。言わないんだから……あっ……んっ……!」
「なんでそんなに意地っ張りなんだよ……」
だって嘘でなんて言えない。宗吾の冗談と違って、私の『愛してる』は真実なんだもの。
「愛してるよ……六花……!」
何度もキスをされ、奥の奥まで宗吾を感じ、とうとう二人は果ててベッドに沈み込んだ。
息も絶え絶えになってぐったりしている六花を宗吾は愛おしそうに見つめ、そっとキスをした。それから彼女を浴槽の縁に座らせると、シャワーを止め、バスタオルで体を拭いていく。
「昨日の教訓。ベッドに行くなら、ちゃんと体を拭いてから」
思わず吹き出した六花に微笑みかけると、彼女の体を抱き上げベッドまで歩く。それから六花を寝かせ、上から覆い被さった。
「六花、もっと気持ちよくなる方法があるんだけど……」
「……どんなこと?」
首を傾げた六花の足を開かせ、唇を塞ぐ。
「愛してるって言ってみてよ。口に出して……俺を愛してるって思えれば、もっと気持ち良くなるはずだから」
六花は驚いて目を見開いた。そんなことを口にしたら、宗吾への想いが溢れてしまうーー。
「……絶対に言わない……」
「なんで? 意地っ張り六花」
「そんなこと言うなら、宗吾から言ってよ。私にだけ強要するのはおかしいでしょ? 宗吾が言ったら私も考える」
冗談で言ったつもりだった。しかし六花の言葉を聞いた宗吾の顔色が変わる。急に真面目な顔になり、六花の目を真っ直ぐに見つめたのだ。
額に、瞳に、頬に、首筋にと順にキスを繰り返し、最後に唇に優しいキスが降ってくる。
「宗吾?」
「愛してるよ、六花」
「えっ……」
困惑した表情になる六花の中へと宗吾が入り込む。
「愛してる、愛してる……六花が好きだ……」
思いがけない言葉に喜びが隠せず、涙が溢れていく。ずっと欲しかった言葉ーーたとえ嘘でも愛を囁かれながら一つになると、何でこんなにも満たされるんだろう。宗吾が言った通り、気持ちよくて幸せに包まれる。
「六花も言ってよ……嘘でもいいから言ってほしい……」
「……嫌。言わないんだから……あっ……んっ……!」
「なんでそんなに意地っ張りなんだよ……」
だって嘘でなんて言えない。宗吾の冗談と違って、私の『愛してる』は真実なんだもの。
「愛してるよ……六花……!」
何度もキスをされ、奥の奥まで宗吾を感じ、とうとう二人は果ててベッドに沈み込んだ。