可愛い瑠衣くんがご執心らしい。
◯回想終了


瑠衣「って感じですね。お風呂も夜ご飯も済んでてよかった」

澪「全然よくないよ!どうしてどさくさに紛れて私のこと、瑠衣くんのベッドに寝かせたでしょ!」

瑠衣「だって、ふわふわした抱き枕がないと寝れないから……」

澪「そんなきゅるるんなお顔したってだめ!」
 (もうこの先が心配で仕方がないよ……)

瑠衣「ちぇ。先輩が無防備で可愛いのが悪いんです。次やったら襲いますからね」

澪「えっ、ほ、褒めてるの?いじめてるの?」
 (もう、瑠衣くんのこと全然わかんないよ……!!)

瑠衣「褒めてますよ」


にっこり清々しく微笑みながら、そう言った瑠衣。


澪「そ、そっか……?」

瑠衣「そんなことより、朝ごはん食べますか?」

澪「そうだね。じゃあ私何か作るよ」
 (お仕事しないとだし……)

瑠衣「……ん?だから、澪先輩の仕事は家事じゃないって言ってるじゃないですか」

澪「えっ?でも……」
 (ずっと瑠衣くんと抱きついてるとか、無理無理……!!)




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