可愛い瑠衣くんがご執心らしい。
自分の部屋に行き、高そうなヘアアイロンを持ってきた瑠衣。


瑠衣「はい、どうぞ」


そう言われて手を出すと、ヘアアイロンを渡された澪。


澪「ありがとう、あ、あのね……実は私、初めてで……」

瑠衣「えっ、そ、その髪でですか?」

澪「え?うん」

瑠衣(天パの僕とは違って、ナチュラルストレートだったのか……)


少し澪の髪質を羨ましながらも、瑠衣は不敵に微笑む。


瑠衣「じゃあ、僕がやってあげます」

澪「え!いいの?」
(忙しくてしたことなかったから、嬉しい……!!)

瑠衣「ふふっ、もちろんですよ。じゃあソファに座ってね」

澪「うん!」


ルンルン気分でソファに腰掛けた澪。

後ろから、澪の髪をいじり始めた瑠衣。


< 28 / 69 >

この作品をシェア

pagetop