可愛い瑠衣くんがご執心らしい。
瑠衣「何か勘違いしてませんか?」

澪「し、してるかも……」
(してるって信じたい……!!)

瑠衣「あと何年か経ったらわかりますよ」

澪「えっ……うん……」
(数年後も瑠衣くんの元で働いてるってこと……?)


意味を履き違えながら怯える澪を見て楽しむ瑠衣。

そして車が駐車場についた。


車から降りて、瑠衣が澪の手を引きお店へと入っていく。


澪「わ、わぁ……」
(絶対こんな格好で来ていい場所じゃないよ……)


今一度自分の服装を確認するも、現実は辛く地味な格好をしていた。

一方瑠衣は今時らしく可愛らしい服を言わずもがな着こなしていた。


澪(この後、さらにヒヤヒヤすることになるだなんて思わずに、私は瑠衣くんに大人しく手を引かれて言ったのだった。)
< 35 / 69 >

この作品をシェア

pagetop