可愛い瑠衣くんがご執心らしい。
瑠衣「えー。よく似合うと思いますよ?」

澪「ううん無理無理!シンプルで地味なのでいいから!」

瑠衣「せっかく来たんです、50万ぐらいお小遣いで出しますから好きなの選んでください」

澪「……はいっ?」
(今、50万って言った……?それも、お小遣いから!?)


次から次へと意味がわからなてクラクラしだす澪。


瑠衣「ん?お金ならあるから好きな服選んでくださいって——」

澪「だめだよ!」


ぐいぐい瑠衣の元に歩いて行って、顔が近くなる。


澪「いくらお金持ちだからとは言え、50万……?もどうでもいい女に使うなんてだめ!」


ムスッと頬を膨らましながらそう言う。


瑠衣「んなっ……」
(顔近……可愛い)

瑠衣「せ、先輩は先輩ですからどうでも良くないです……」


少し照れながら澪に向かってそう言った。

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