可愛い瑠衣くんがご執心らしい。
ドキッとしてしまった澪。


瑠衣「僕は瑠衣です。乙葉瑠衣、よろしくお願いします」

澪「よ、よろしく」

瑠衣「僕、可愛いですか?」

澪「えっ?うーん……うちの兄弟の方が可愛いな」

瑠衣「……え?」

澪「え?」


ポカンと固まってしまった瑠衣。


瑠衣「そんなこと、生まれて初めて言われました!やっぱり澪先輩のこと気に入っちゃった!これからよろしくお願いしますね!」


ぎゅっと瑠衣に手を掴まれて、ブンブン振り回されてしまった。


澪「え、えっと……はい、よろしく……?」

瑠衣「はい!じゃあまた!」


バイバイ〜と手を振られながら、瑠衣は行ってしまった。


○(回想終了)




それからというもの、澪は瑠衣に気に入られてしまったのだ。



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