可愛い瑠衣くんがご執心らしい。
瑠衣「うるさい。寝れないから静かにして」
姫乃「はいはい、じゃあ姫も隣で寝て——ねぇ、瑠衣くん匂い変えた?」
瑠衣「は?キモいんだけど」
姫乃「前まで柑橘系だったのに石鹸の匂いがする。シャンプー変えたの?そういえば前に澪先輩に会った時も同じ匂いがしたんだけど……」
瑠衣「知らない。使用人が勝手に変えたんじゃないの」
(澪先輩のために家のシャンプー変えたけど、バレるかよ普通……)
姫乃「ちがう……ねぇ、もしかして瑠衣くん澪先輩と同居してるの!?」
瑠衣「んなわけないでしょあっち行ってくれる?」
(マジ最悪……あー……澪先輩に会いたい)
姫乃「やだやだ!澪先輩より姫の方が顔いいよっ?ねぇ、姫乃にしようよ」
瑠衣「だから、澪先輩が好きなんてお前に言ってないよ」
きゅるるんな可愛い表情で話すも、目が笑ってなくていつもより声が低くなる。
姫乃がむーと頬を膨らます。
コンコンッとまだホームルームが始まらない教室にノック音が響いた。
瑠衣がその扉の窓から見えた人物に目を丸くする。
姫乃「はいはい、じゃあ姫も隣で寝て——ねぇ、瑠衣くん匂い変えた?」
瑠衣「は?キモいんだけど」
姫乃「前まで柑橘系だったのに石鹸の匂いがする。シャンプー変えたの?そういえば前に澪先輩に会った時も同じ匂いがしたんだけど……」
瑠衣「知らない。使用人が勝手に変えたんじゃないの」
(澪先輩のために家のシャンプー変えたけど、バレるかよ普通……)
姫乃「ちがう……ねぇ、もしかして瑠衣くん澪先輩と同居してるの!?」
瑠衣「んなわけないでしょあっち行ってくれる?」
(マジ最悪……あー……澪先輩に会いたい)
姫乃「やだやだ!澪先輩より姫の方が顔いいよっ?ねぇ、姫乃にしようよ」
瑠衣「だから、澪先輩が好きなんてお前に言ってないよ」
きゅるるんな可愛い表情で話すも、目が笑ってなくていつもより声が低くなる。
姫乃がむーと頬を膨らます。
コンコンッとまだホームルームが始まらない教室にノック音が響いた。
瑠衣がその扉の窓から見えた人物に目を丸くする。