【マンガシナリオ】かわいい心くんは時々オオカミ
1.心くんからのスカウト
〇電車(夕方)
女子高生とサラリーマン(おじさん)が言い争っている。
女子高生「この人痴漢です!!」
おじさん「なんだと!?変な言いがかりはやめろ!」
女子高生「絶対触ってきたんです!!」
おじさん「証拠もないのに、勝手なこと言いやがって!
そもそも、そんな短いスカート履いてるのが悪いんだろ!!」
おじさんと女子高生の間に、凛とした黒髪のイケメンが割って入る。
あまりの美しさに周囲が息を吞む。
颯「あなたが彼女に触っていたのを見ていました。
次の駅で降りてください」
おじさん「なっ…」
電車が停車し、扉が開く。
颯、おじさんの腕を力強く掴み、電車から降ろす。
駅員に痴漢であることを伝えて引き渡す。
帰ろうとする颯に、先ほどの女子高生が声をかける。
女子高生「あの!先ほどはありがとうございました…!!」
颯「いえ」
女子高生「あの、よかったらお名前を…」
颯「名乗るようなものじゃないんで。それでは、失礼します」
クールな出で立ちにハートを奪われる女子高生。
女子高生「まるで王子様…♡
――あれ?スカート履いてる……?」
颯爽と立ち去る颯。彼女は制服姿でスカートを履いていた。
女子高生とサラリーマン(おじさん)が言い争っている。
女子高生「この人痴漢です!!」
おじさん「なんだと!?変な言いがかりはやめろ!」
女子高生「絶対触ってきたんです!!」
おじさん「証拠もないのに、勝手なこと言いやがって!
そもそも、そんな短いスカート履いてるのが悪いんだろ!!」
おじさんと女子高生の間に、凛とした黒髪のイケメンが割って入る。
あまりの美しさに周囲が息を吞む。
颯「あなたが彼女に触っていたのを見ていました。
次の駅で降りてください」
おじさん「なっ…」
電車が停車し、扉が開く。
颯、おじさんの腕を力強く掴み、電車から降ろす。
駅員に痴漢であることを伝えて引き渡す。
帰ろうとする颯に、先ほどの女子高生が声をかける。
女子高生「あの!先ほどはありがとうございました…!!」
颯「いえ」
女子高生「あの、よかったらお名前を…」
颯「名乗るようなものじゃないんで。それでは、失礼します」
クールな出で立ちにハートを奪われる女子高生。
女子高生「まるで王子様…♡
――あれ?スカート履いてる……?」
颯爽と立ち去る颯。彼女は制服姿でスカートを履いていた。