【マンガシナリオ】かわいい心くんは時々オオカミ

4.心くんとのデート(後)



〇ショッピングモールの中のカフェ
ショッピングの休憩。
目の前には苺がふんだんに使われた美味しそうなパフェ。
そのパフェをキラキラした瞳で美味しそうに食べる心。

心「やば~!このパフェおいしすぎ~!」

颯「(食べる姿もかわいいなぁ)」


颯はほっこりしながらチーズケーキを食べている。


颯「ねぇ心くんはどうしてデザイナーを目指してるの?
きっかけとか聞いてもいいかな?」

心「もちろん!僕姉が3人いるんだけど、僕だけ年が離れて生まれてきたから姉たちのおもちゃにされててさ。
着せ替え人形にされてたんだよね」

颯「お姉さんいるんだ!いくつ離れてるの?」

心「上から26歳、24歳、22歳」

颯「わあ、確かに年離れてるね」

心「姉たちのお下がり着せられまくってて、まあ僕かわいかったから着飾りたくなるのもわかるんだけど」

颯「(自分で言った!!でもかわいい)」

心「それが当たり前だったから女の子の服を着るのも全然抵抗なくて、でもかわいいものにハマる度になんでメンズにはかわいい服がないんだろう?って思うようになって。
男とか女とか関係なく、自分の着たいファッションがしたいって思ったら、いつの間にか自分でデザインするようになったんだよね」

颯「そうなんだ。すごいね。
心くんはもう自分のやりたいことが決まってるんだね」


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