【マンガシナリオ】かわいい心くんは時々オオカミ
〇公園(夕方)
ショッピングモールから少し離れたところにある公園。
噴水の前で立つ颯と、スマホのカメラを向ける心。
心「モデルになってもらうんだから写真には慣れてもらわないと!
とゆうわけで、特訓しまーす!」
颯「よ、よろしくお願いします…」
律義に頭を下げる颯。
心「真面目!!まあそんなに固くならないでよ。
まずは普通に撮るね。はい、チーズ!」
噴水の前で直立し、ピースをしながらニコォと引きつった笑みを浮かべる颯。
心「だから怖いよ!!」
颯「ご、ごめん」
心「顔に力が入りすぎてる気がする。自然でいいよ」
颯「自然…??」
心「あーー、うん。僕が悪かった。
じゃあさ、僕が質問してくから普通に答えて。リラックスしよう!」
颯「え?あ、うん」
心「はやては兄弟いる?」
颯「兄二人と弟一人」