【マンガシナリオ】かわいい心くんは時々オオカミ
颯「……。
なかなか独創的なデザインだね…?」
大也「おーい颯、無理しなくていいぞー?
心は絵心ゼロだから」
ソファの上で寝転がっていた大也が起き上がる。
三葉は無表情だが何とも言えない顔をしている。
大也「ほら、こっちが本物」
大也が見せたデザイン画はかなり細かい線で丁寧に描かれており、立体的なセーラー服とロングスカートを合わせたデザインで描かれていた。
颯「うま!!!!」
三葉「…心が思いついたものを大也が具体化させる」
大也「俺と心ちんは一心同体だからさ~。
わかっちゃうわけよ!…いてっ」
大也の脇腹をどつく心。
心のデザインと大也のデザインを見比べ、感心する颯。
颯「(改めてすごいな…コレがこうなるとは)」
心「で、このデザインを元に三葉が型紙に起こしてくれるんだ」
三葉「…。」
小さくこくっと頷く三葉。