隠れお嬢様と敏腕上司の㊙恋愛事情
翌日。
隼人の宣言通り、私達は2人で出かけた。
まずは一条邸でお兄ちゃんに挨拶し、今まで黙っていたことに渋い顔はされつつもお祝いしてもらった。
その後一条家のお墓にお参りして、両親に結婚の報告。
最後は隼人の希望通り妊婦検診をしてもらっているクリニックへとやって来た。
「高井さん、どうぞ」
いつものように待合室から検査室に通され、超音波検査を受けた後で診察となった。
その間も、当然隼人が側を離れることは無い。
「あら、今日はパートナーも一緒なのね」
先生はチラリと隼人も見る。
「桃がお世話になっています」
それに対してきちんと挨拶をする隼人。
「高井さんが話せないって言うからどんな人なのかと思ったけれど、ちゃんとした人じゃないの」
「ええ、まあ」
うれしいような恥ずかしいような感覚の中で、診察は始まった。
隼人の宣言通り、私達は2人で出かけた。
まずは一条邸でお兄ちゃんに挨拶し、今まで黙っていたことに渋い顔はされつつもお祝いしてもらった。
その後一条家のお墓にお参りして、両親に結婚の報告。
最後は隼人の希望通り妊婦検診をしてもらっているクリニックへとやって来た。
「高井さん、どうぞ」
いつものように待合室から検査室に通され、超音波検査を受けた後で診察となった。
その間も、当然隼人が側を離れることは無い。
「あら、今日はパートナーも一緒なのね」
先生はチラリと隼人も見る。
「桃がお世話になっています」
それに対してきちんと挨拶をする隼人。
「高井さんが話せないって言うからどんな人なのかと思ったけれど、ちゃんとした人じゃないの」
「ええ、まあ」
うれしいような恥ずかしいような感覚の中で、診察は始まった。