隠れお嬢様と敏腕上司の㊙恋愛事情
1歳を過ぎ歩けるようになった娘を連れてパーティーに参加している桃のことが気になって、俺は今日ここに来た。
娘の咲良は今好奇心の塊で、興味があるものにはすぐに寄っていくし、チョロチョロと動き回るから目が離せない。
それに、結婚して母になってからはいつも俺や咲良のこと優先で、ついつい無理をする桃のことが心配で仕方ないのだ。
「桃」
「隼人、早かったのね」
一条家の大広間に入ると、娘の咲良を抱いた桃と会長が楽しそうに談笑している。
「よく来たな」
「会長、今日はお招きありがとうございます」
会長には創介の友人として学生時代からかわいがってもらっているし、一条プリンスホテルの頃も目をかけてもらった。
もちろん桃との関係を話した時には驚かれたが、反対されることは無かった。
「大造も一緒に来ればいいのにな」
「すみません。会長によろしくと申しておりました」
会長の友人であるじいさんも今日は招待されていたが、スケジュールが立て込んでいて時間が取れなかった。
まあじいさんが来れば警備も入って今以上に物々しくなるから、きっとそれを避けたいと思ったんだろう。
娘の咲良は今好奇心の塊で、興味があるものにはすぐに寄っていくし、チョロチョロと動き回るから目が離せない。
それに、結婚して母になってからはいつも俺や咲良のこと優先で、ついつい無理をする桃のことが心配で仕方ないのだ。
「桃」
「隼人、早かったのね」
一条家の大広間に入ると、娘の咲良を抱いた桃と会長が楽しそうに談笑している。
「よく来たな」
「会長、今日はお招きありがとうございます」
会長には創介の友人として学生時代からかわいがってもらっているし、一条プリンスホテルの頃も目をかけてもらった。
もちろん桃との関係を話した時には驚かれたが、反対されることは無かった。
「大造も一緒に来ればいいのにな」
「すみません。会長によろしくと申しておりました」
会長の友人であるじいさんも今日は招待されていたが、スケジュールが立て込んでいて時間が取れなかった。
まあじいさんが来れば警備も入って今以上に物々しくなるから、きっとそれを避けたいと思ったんだろう。