年下彼氏の恋愛事情。【LOVEドロップス参加作品】
「あのね……?」
じっと見つめるあたし。
目をキョロキョロさせて、ちょっと挙動不審な疾風。
んもー、可愛すぎ!
でも。
この勝負、もらった!!
『今日はイケる』
そう確信したあたしは、さらに身体を近付けた。
こんな方法、ズルいなんてわかってる。
でも、行ってみたい。
疾風の部屋に。
もっと知りたい。
疾風のことを……。
「あのね、明日お休みだし、今日は疾風の部屋にお泊まりしたいんだけどな……?」