年下彼氏の恋愛事情。【LOVEドロップス参加作品】


疾風といると、心があったかくなる。

疾風はあたしに、幸せを運んでくれる――……。




――その夜、疾風の腕に抱かれながらあたしは言った。

「ねぇ疾風。これからは隠し事はナシ、だからね?」

「うん……ごめん」

シュンとする疾風が可愛くて、あたしの中から愛しさが溢れ出す――……。




「疾風」

「……ん?」


「――大好きっ!」

振り向いた疾風にちゅっと触れるだけのキス。


「……っ!だーかーらー!不意討ちはやめてって」

「いーじゃん!このくらい。今もっともっとスゴいことしたばっかでしょ?」

「和華ちゃんっ!」

「あははー疾風、顔真っ赤〜」






< 51 / 53 >

この作品をシェア

pagetop