年下彼氏の恋愛事情。【LOVEドロップス参加作品】
疾風といると、心があったかくなる。
疾風はあたしに、幸せを運んでくれる――……。
――その夜、疾風の腕に抱かれながらあたしは言った。
「ねぇ疾風。これからは隠し事はナシ、だからね?」
「うん……ごめん」
シュンとする疾風が可愛くて、あたしの中から愛しさが溢れ出す――……。
「疾風」
「……ん?」
「――大好きっ!」
振り向いた疾風にちゅっと触れるだけのキス。
「……っ!だーかーらー!不意討ちはやめてって」
「いーじゃん!このくらい。今もっともっとスゴいことしたばっかでしょ?」
「和華ちゃんっ!」
「あははー疾風、顔真っ赤〜」