愛を知らない公爵令嬢は、二人の王子に溺愛される
「違うよ、フレア。この話には続きがあってね」

「その後、フレアはこう言ったんだ。「もし次にアルベルト様が泣いた時、私が慰めますね」って」

「「互いに慰め合えば、私たちはいつ弱音を吐いても前を向けますね」って微笑んだ」

「嬉しかった。俺に期待するんじゃなくて、「共に頑張ろう」と言ってくれたことが」
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