愛を知らない公爵令嬢は、二人の王子に溺愛される

「アルベルト殿下、愛しています。私と婚約してくださいますか?」


私は怖くて顔を上げることが出来なかった。

「フレア、それは嘘じゃない?」

「はい」

「そう、じゃあ顔を上げて」

私はゆっくりと顔を上げた。

その瞬間、アルベルト殿下が私に口づけをした。
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