愛を知らない公爵令嬢は、二人の王子に溺愛される
「そのまま伝わった通りだよ。私たちは二人ともフレアが好きだ。ただそれだけ」

アルベルト殿下が有無を言わせない目をしている。

「あの、もっと詳しくご説明いただけると・・・」

「それは一年を通して私達の愛を伝えていくよ。今すぐに信じてもらうというのは難しいだろうからね」

アルベルト殿下がそう仰った。

これ以上は今聞いてもあまり意味がないだろう。

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