10年ぶりの同窓会で再会した彼は次期社長のようです

バドミントンの遠征でアジアに行くとSoil HOTELによく滞在して大好きだった事

新卒採用で落ちたこと

派遣でもパートでもいいからSoilで働きたいと思い求人を度々みていて、ジムに誘われたのにその為に契約社員にしてもらってること

旅館は接客を学ぶために続けていたことを話した。


でも土屋くんと再会して恋愛をすると決めたのならできる事はしようと思った事

「敦美は充分頑張ってるよ」

「うん、でも全部中途半端で」

「今の時代は副業もだいぶ許されてきたから敦美の働き方が悪いとは思わない」

「ありがとう……土屋くんにも本当はもっと会いたいの、だから旅館の仕事を辞めようと思う、ジム1本にすれば土日とかも毎週は無理だけど月に2回くらいは会えるし、月曜日か水曜日を休みにすれば私が東京に行ける」


「敦美……」

「それだけ土屋くんに会いたい気持ちが大きくなったって事だよ(笑)」

敦美は照れながら笑った。

「……っ、またそういう可愛い顔を見せるんだから……ズルいよな」

敦美の笑顔に思わず目をそらした。

チラッと横目で見ると鍋を口に運ぶ敦美が見える。


可愛い……


お店の人が雑炊を作って来てくれるということで、暫く休憩

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