10年ぶりの同窓会で再会した彼は次期社長のようです
終わるとハァハァと敦美は子宮をおさえていた。
「ちゅっ…大丈夫?」
「ありがとう、いつも優しい」
「いや、敦美の中は凄く締まるから気持ちよくて俺ももたない、多分筋肉がついてるからだと思う」
「やっぱり関係あるのかな?」
「やっぱり?」
「あっ、ごめんなさい……」
元カレがすぐイッちゃってなんて言わない方がいいし自分だって土屋くんの元カノがこんな優しくされてたと思ったらヤキモチ妬いちゃうもんね。
土屋くんは頭を撫でてくれて胸に引き寄せてくれた。
寝てもいいよと言ってくれた土屋くんはしばらくすると敦美の頭の上からスースーと寝息が聞こえてきた。
敦美はゆっくり添えられていた手を外して布団をかけてあげる。
服を着ていると、サイドテーブルに不動産に関する資格の本がおいてあった。
パラパラとめくるとマーカーで印をつけている所がたくさんある。
家に帰っても勉強してるんだなぁ……
私も何か力になれたらいいのに……
ん?そう思うって事は土屋くんとの将来を考えてるって事なのかな……
いや、でも純希の時だってそういう気持ちはあったから、気のせいよね、うん
お水を飲んで起こさないようにそっと布団に入って敦美も寝た。