極甘悪魔な御曹司の溺愛は揺るがない【財閥御曹司シリーズ伊達家編】
ぼんやりとその月を見ていたら、彼は着ていたシャツを無造作に脱ぎ、私を押し倒して覆い被さってきた。
「俺を警戒しないから、こんな風に襲われる」
フッと笑みを浮かべる彼の頬に触れて言い返した。
「襲われるんじゃありません。私もあなたに触れたいから。だってケーキ用意してくれたもの」
クスッと笑ってみせたら、彼に笑顔で注意された。
「ケーキひとつで身体を差し出すなよ」
「私にとっては重要なの」
「だったらいくらでも買ってやる」
颯人さんはそんな約束をして、彼の頬に触れていた私の手を掴んで手の平に口づけると、私の唇に再びキスをする。
慈しむように大事にされ、彼氏に振られて傷ついた心が癒やされていく。
こんなこと現実では起こりっこない。きっとこれは私の妄想か、夢……。
彼はキスをしながら私のブラウスのボタンを慣れた手つきで外し、唇から耳へと唇を移動させた。颯人さんが私の耳にキスするたび、彼の吐息が直接耳に響く。
「俺を警戒しないから、こんな風に襲われる」
フッと笑みを浮かべる彼の頬に触れて言い返した。
「襲われるんじゃありません。私もあなたに触れたいから。だってケーキ用意してくれたもの」
クスッと笑ってみせたら、彼に笑顔で注意された。
「ケーキひとつで身体を差し出すなよ」
「私にとっては重要なの」
「だったらいくらでも買ってやる」
颯人さんはそんな約束をして、彼の頬に触れていた私の手を掴んで手の平に口づけると、私の唇に再びキスをする。
慈しむように大事にされ、彼氏に振られて傷ついた心が癒やされていく。
こんなこと現実では起こりっこない。きっとこれは私の妄想か、夢……。
彼はキスをしながら私のブラウスのボタンを慣れた手つきで外し、唇から耳へと唇を移動させた。颯人さんが私の耳にキスするたび、彼の吐息が直接耳に響く。