極甘悪魔な御曹司の溺愛は揺るがない【財閥御曹司シリーズ伊達家編】
まだ抱かれてもいないのに身体がおかしくなりそう。
心臓もドキドキしてきて、全身が熱い。
彼は私の首筋にゆっくりと唇を這わせながら、ブラを外して私の胸に触れてきた。
「あっ……!」
彼の手がひんやりしていて思わず声をあげる。
「悪い。俺の手冷たかったか?」
「大丈夫。ちょっとびっくりしただけ」
「愛音って肌が白くて綺麗だな。俺がキスしただけで傷つけてしまいそうだ」
「ふふっ、傷つかないよ。私、雑草みたいに強いもの。それに……お母さんが守ってくれる」
鎖に通していつも首につけている、母の形見のプラチナの指輪に触れる。
それは十三歳の時に事故で亡くなった母の結婚指輪で、私の大事な宝物。
「そうか。だったら今から愛音をいただく俺はこの指輪に拒絶されるかもしれないな」
彼が母の指輪を掴み、恭しくキスをする。
今日私を振った人は、『こんな古くさい指輪捨てちゃえば』って言ったっけ。
もうなんだかずいぶん昔のことのように思える。
心臓もドキドキしてきて、全身が熱い。
彼は私の首筋にゆっくりと唇を這わせながら、ブラを外して私の胸に触れてきた。
「あっ……!」
彼の手がひんやりしていて思わず声をあげる。
「悪い。俺の手冷たかったか?」
「大丈夫。ちょっとびっくりしただけ」
「愛音って肌が白くて綺麗だな。俺がキスしただけで傷つけてしまいそうだ」
「ふふっ、傷つかないよ。私、雑草みたいに強いもの。それに……お母さんが守ってくれる」
鎖に通していつも首につけている、母の形見のプラチナの指輪に触れる。
それは十三歳の時に事故で亡くなった母の結婚指輪で、私の大事な宝物。
「そうか。だったら今から愛音をいただく俺はこの指輪に拒絶されるかもしれないな」
彼が母の指輪を掴み、恭しくキスをする。
今日私を振った人は、『こんな古くさい指輪捨てちゃえば』って言ったっけ。
もうなんだかずいぶん昔のことのように思える。