さとうさん。
“かかわらないで。知らないの?
漫画の!ベストセラーなんだけど!?
本当にしらないの?”


どうやら、
漫画【かかわらないで。】
という漫画の名シーンで
甲子園優勝した直後
投手だった主人公(男)が
両思いだった
マネージャーの後輩(女)のもとに駆け寄る。
すると、後輩(女)は泣きながら
«来ないで…すごい人になっちゃいましたね…
私にかかわっちゃだめですよ…»と。

主人公は、そんな後輩を
クルッと振り向かせ、
おでこをコツンとし、

《俺とお前は、何者でもない。俺は今
優勝して、すごいと言われているが
俺のことを知らない人から見れば
あかの他人で、ただの高校生。
まだ、野球人生のスタートラインにたったとこ。

…そんなカッコつかないやつだけど
そばにいてくれますか?》

と微笑むシーンがあるらしく
さとうさんは、感動し
将来、どこかでこれをやりたいと思っていた
とのこと。

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