フランチェスカとマティアスがお互い好意的だったのに、ましてやマティアスは一目惚れだったのに、自分が傷付かないため、フランチェスカのために「白い結婚」などと、離婚を考えての先手を打ったことですれ違って、どんどんドツボに。しかもフランチェスカは振り向かせようとこの地のお祭りや発展を考え、マティアスの力になるべく奮闘。マティアスは逆にフランチェスカが王都に帰れるように仕向ける。さらフランチェスカはBBの名で小説を執筆、マティアスはポポルファミリーが大好きな男子で男前なのがフランチェスカ、女性のような繊細さを持っているのがマティアスというのも面白かった。なんだかんだ終始マティアスの溺愛もフランチェスカの甘い初恋に奮闘しているとこもよかった。