お礼はキスでもいいですか?〜怖がりで気弱な私は、優しくないフリをした君と恋に落ちる〜
心臓がドキドキしている。
やっと分かった。
これは怖いからじゃない。
「ま、待って下さい・・・!」
「うん?」
上条さんが振り返る。
私は上条さんの肩に手を乗せて、頬にキスをした。
「今日は楽しかったです・・・ありがとうございました・・・」
私はぎこちなく笑顔を作ってそう言い、家まで走って帰った。
「由奈は可愛すぎるよね。壊しちゃいそう」
上条さんのそんな呟きは私には聞こえなかった。
やっと分かった。
これは怖いからじゃない。
「ま、待って下さい・・・!」
「うん?」
上条さんが振り返る。
私は上条さんの肩に手を乗せて、頬にキスをした。
「今日は楽しかったです・・・ありがとうございました・・・」
私はぎこちなく笑顔を作ってそう言い、家まで走って帰った。
「由奈は可愛すぎるよね。壊しちゃいそう」
上条さんのそんな呟きは私には聞こえなかった。