推しの歌い手さま~想像してたのと違うんだが…~
リュウ「高校1年生だっけ?学校は楽しい?」
穂香「はい。楽しいですよ~」
リュウ「もう夏休み入った?」
穂香「明日が終業式なんです」
髪を切っている間、ありきたりの雑談で会話は進んでいく。
リュウ「穂香ちゃんって可愛いから学校でモテるんじゃない?」
穂香はリュウの口癖のような「可愛い」に弱くて、すぐに顔が赤くなってしまう。
穂香「可愛くないので……モテるとかそういうのないです……」
リュウ「すぐに赤くなっちゃうのも可愛いと思うよ?学校に好きな人とかいる?クラスに可愛い子やカッコいい子もいるんじゃない?」
穂香の頭に一人の男の顔が浮かぶ。
航太だ。
穂香は正直な気持ちを話す。
穂香「好きかどうかはまだわからないんですけど、気になるっていうか……そういう男子がいます」
リュウ「穂香ちゃんって確かKのファンだったよね?その男の子も歌い手が好きだったりするの?」
アニメが好き、ゲームが好き、スポーツ観戦が好き。などの話と同じ感覚で言うリュウに、穂香はこんな話をしてみる。
穂香「その男子がK様のぬいぐるみを持ってたみたいで、私が遠足の時に転んでドロドロになったぬいぐるみと交換してくれたんですよ?
本人はマジックで私のぬいぐるみを綺麗にしたって言うんですけどね?そういうのってやっぱりK様のファンなんでしょうか?」
するとリュウはニコッと笑って言う。
リュウ「もしかしたら、その子がKかもね?」
穂香「はい。楽しいですよ~」
リュウ「もう夏休み入った?」
穂香「明日が終業式なんです」
髪を切っている間、ありきたりの雑談で会話は進んでいく。
リュウ「穂香ちゃんって可愛いから学校でモテるんじゃない?」
穂香はリュウの口癖のような「可愛い」に弱くて、すぐに顔が赤くなってしまう。
穂香「可愛くないので……モテるとかそういうのないです……」
リュウ「すぐに赤くなっちゃうのも可愛いと思うよ?学校に好きな人とかいる?クラスに可愛い子やカッコいい子もいるんじゃない?」
穂香の頭に一人の男の顔が浮かぶ。
航太だ。
穂香は正直な気持ちを話す。
穂香「好きかどうかはまだわからないんですけど、気になるっていうか……そういう男子がいます」
リュウ「穂香ちゃんって確かKのファンだったよね?その男の子も歌い手が好きだったりするの?」
アニメが好き、ゲームが好き、スポーツ観戦が好き。などの話と同じ感覚で言うリュウに、穂香はこんな話をしてみる。
穂香「その男子がK様のぬいぐるみを持ってたみたいで、私が遠足の時に転んでドロドロになったぬいぐるみと交換してくれたんですよ?
本人はマジックで私のぬいぐるみを綺麗にしたって言うんですけどね?そういうのってやっぱりK様のファンなんでしょうか?」
するとリュウはニコッと笑って言う。
リュウ「もしかしたら、その子がKかもね?」