推しの歌い手さま~想像してたのと違うんだが…~
そんなコメントの荒れる様子を見ていた穂花がコメントを打ち込んでいく。
穂香(匂わせになっちゃうかなぁ?このスピードなら大丈夫だよね?どうせいつも読まれないし。行っちゃえーーーっ!!)
匂わせとは。
個人的に知ってる者(恋人など)が、その他大勢のファンに自分は特別な存在だとアピールする行為である。
穂花のコメント「私はどんな時でもK様の味方だよ。ずっと大好き。応援してるからね」
穂花のコメントにも、肯定派と対立する声が集まる。
○私だってずっとK様の味方だよ~
○これからも応援するからね?
VS
○敵とか味方とか何のアニメだよ
○チアガール参上w
K様「はいはい。喧嘩しないで。
穂香ちゃんコメントありがとう。
俺だって穂香ちゃんの事が大好きだよ~。日本でコンサートできるような大物になるまで待っててね~?」
穂香はこれまで何度も何度もコメントに書き込んできたが、初めて読んでもらえた。
穂香「キャーーーッ!!穂香ちゃん大好きだって~っ!!待ってますって打たなきゃっ!!」
穂香は嬉しすぎて、幸せの絶頂で天にも上るような気分で、「待ってます」とだけ打ち込んだ。
これまでも投げ銭をしてくれた人に対して、「○○さんいつもありがとう大好きっ」と言っていた航太だから、特に視聴者は気にしていないようだったが、この後もコメントは続く。
○私もK様が大好き
○私も大好きって言ってほしいw
そんな期待に応えるように「大好き」を連発する航太に、嫉妬する気持ちが芽生えてしまう穂香。
穂香「どうしても、配信を見てたら航太くんを独り占めしたくなっちゃう。私のコメントで匂わせて、ファンの人を減らす原因になったら……航太くんに迷惑かけちゃうし。
もう見るのをやめよう……」
こうして穂香は、SNSのフォローやライブ配信のフォローを外した。
穂香「これでいいんだよね?航太くんの夢の邪魔をしちゃいけない。いつか日本に帰って来るまで待ってるからね?」
スマホを片手に天井を見上げると、航太と過ごした短い期間の思い出が、目に浮かんで来た。
穂香「少しの間、バイバイだね……航太くん……」
(航太が旅立って1週間後の夜。穂花の部屋。終了)
穂香(匂わせになっちゃうかなぁ?このスピードなら大丈夫だよね?どうせいつも読まれないし。行っちゃえーーーっ!!)
匂わせとは。
個人的に知ってる者(恋人など)が、その他大勢のファンに自分は特別な存在だとアピールする行為である。
穂花のコメント「私はどんな時でもK様の味方だよ。ずっと大好き。応援してるからね」
穂花のコメントにも、肯定派と対立する声が集まる。
○私だってずっとK様の味方だよ~
○これからも応援するからね?
VS
○敵とか味方とか何のアニメだよ
○チアガール参上w
K様「はいはい。喧嘩しないで。
穂香ちゃんコメントありがとう。
俺だって穂香ちゃんの事が大好きだよ~。日本でコンサートできるような大物になるまで待っててね~?」
穂香はこれまで何度も何度もコメントに書き込んできたが、初めて読んでもらえた。
穂香「キャーーーッ!!穂香ちゃん大好きだって~っ!!待ってますって打たなきゃっ!!」
穂香は嬉しすぎて、幸せの絶頂で天にも上るような気分で、「待ってます」とだけ打ち込んだ。
これまでも投げ銭をしてくれた人に対して、「○○さんいつもありがとう大好きっ」と言っていた航太だから、特に視聴者は気にしていないようだったが、この後もコメントは続く。
○私もK様が大好き
○私も大好きって言ってほしいw
そんな期待に応えるように「大好き」を連発する航太に、嫉妬する気持ちが芽生えてしまう穂香。
穂香「どうしても、配信を見てたら航太くんを独り占めしたくなっちゃう。私のコメントで匂わせて、ファンの人を減らす原因になったら……航太くんに迷惑かけちゃうし。
もう見るのをやめよう……」
こうして穂香は、SNSのフォローやライブ配信のフォローを外した。
穂香「これでいいんだよね?航太くんの夢の邪魔をしちゃいけない。いつか日本に帰って来るまで待ってるからね?」
スマホを片手に天井を見上げると、航太と過ごした短い期間の思い出が、目に浮かんで来た。
穂香「少しの間、バイバイだね……航太くん……」
(航太が旅立って1週間後の夜。穂花の部屋。終了)