☆ネット恋愛と音楽の物語☆Sepia Color Filter~セピア色の今~
 涼太の姿が見えなくなるのを視界の端で確認してから、テーブルに置いたままの涼太の携帯を開き赤外線で登録メモリーを全て自分の携帯に移した。

 少し心が痛んだがあたしの貪欲(どんよく)で獰猛(どうもう)な好奇心はまだまだ満たされていなかった。
 



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