☆ネット恋愛と音楽の物語☆Sepia Color Filter~セピア色の今~
彼は時々沈黙を気にして口笛を吹く。
あたしは彼の背中に顔を押し付け耳を澄ませる。
彼の鼓動と口笛のメロディーが時々綺麗に重なる。
あたしはその音楽に歌詞をつけたくなる。
ただメロディーに詩を乗せるのではない。
口のきけない彼の心をあたしが翻訳するのだ。
あたしは更に耳を澄ませる。
彼の心の声に。
あたしは彼の背中に顔を押し付け耳を澄ませる。
彼の鼓動と口笛のメロディーが時々綺麗に重なる。
あたしはその音楽に歌詞をつけたくなる。
ただメロディーに詩を乗せるのではない。
口のきけない彼の心をあたしが翻訳するのだ。
あたしは更に耳を澄ませる。
彼の心の声に。