S h o u t !‐叫べ‐
「おはよー…」
あたしがそう言いながら
リビングへ入ると
「あら、おはようってなぁに。
もうすぐ晩ご飯よ。」
とお母さんがあたしの方を見て
そう言ってきた。
だけど優輝が
「絶対優子夜寝れない。」
と、コロッケの衣をつけながら
こっちをチラ見して言った。
うるさいなー。
そう言いいかけたが
押さえてソファに座り
あたしはテレビをつけた。
この時間帯はニュースしか無く
本当につまらない。
あたしは再びまた
ゆっくりと瞼を閉じた。