私の彼は御主人様
『うぅっ…』


(下向いて頭抱えちゃったよ)


『どしたの? 』


心配になって呼んでみるとゆっくり顔を上がり、その瞳は暗い赤に金色の瞳孔。

(何故に吸血状態? )


訳が解らなくなってぼけっとしていると、素早く抱き抱えられ寝室のベッドに寝かせられた。


『あっ、あの…やっぱり次にしようかな? 』


不穏な空気を感じてそう言うとノワールがにやりと笑った。




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