私の彼は御主人様
じっとあたしの側にいて。

待っていてくれた。


やっと泣き止んで黙っていると。


がしがし頭を撫でてくれた。


それから。


車にまた二人で乗って。


夜になってしまった景色をみながら。


帰ったんだ。




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