星空の下で
「そないに怖がらんと
話聞けや。…作ったん
届けに来ただけやし。」
千洋は関西方面から
転校しているらしく、
関西弁で話す。
華恋は使わないらしい。
不思議な双子だ。
「…りがと。」
声がかすれた。
「ええよ。先生に
頼まれただけやし。
それに、前から話して
みたかったしな。
やのに、避けられてるんやもん。」
「ごめん…。」
< 33 / 105 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop