星空の下で
施設に帰ったらこっちでも
びっくりする事が待っていた。
「航くん。ご親戚の方が
見えてるの。
…あなたを引き取りたいそうよ。」
びっくりした。
何を今さら、と思った。
だけど来ていたのは
あの親戚ではなく、
遠縁の若夫婦だった。
少しホッとした。
応接間に入り、ソファに座る。
若夫婦はにっこり笑った。
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