星空の下で
好き
数日後。
また葵が途中まで
一緒に帰ろうと
誘ってきた。
「あーあ、もう一緒に
帰れないのかぁ。」
「寂しい?」
「うん。」
「あはは、
また学校で会えるじゃん。」
宏哉さんに、
学校は変えないで
欲しいとお願いした。
「そうだけど…。」
何だか、葵の様子が変だ。
「どうした?元気ないな。」
「あのさ…
私、航に言いたい事があって。」
「何?」
「…ずっと、航の事が
好きだったんだ。」
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