星空の下で
すると、華恋も言った。
「…ねぇ、私達を頼って。
ずっと一人で
苦しんできたんでしょう?
もう、一人じゃないんだよ。
私達がいるんだから、甘えて。」
「そうやで。
前にも言うたけど、
航は我慢しすぎやねん。
もっと肩の力抜きぃ。」
「…2人とも、ありがとう。」
「よっしゃ、
そうと決まれば準備せな。」
「うん。
航星は楽しみに
待ってるだけでいいからね。」
彼女のとびきりの笑顔が眩しい。
こうして、俺は片岡家に
お世話になる事になった。
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