叱られた冷淡御曹司は甘々御曹司へと成長する

 「九時くらいにお前の家へ迎えに行く」

 「まさか、運転手さん付きとかないですよね?」

 「ああ。俺が運転していくつもりだ」

 「え?大丈夫なの?普段運転してないんでしょ?」

 「いや。休日は気分転換にドライブをしている。心配いらないぞ」

 「じゃあ、お願いします。お待ちしてますね」

 「ああ。もう、寝るのか?」

 おかしくて、吹き出してしまった。そうだ、この間適当に言ったの本気にしてるの?

 「いえ。今日はまだ寝ません」

 「じゃあ、話ししていてもいいか」
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