〜私の推しと、バイト先の推し似の先輩〜
「いや、なんで月瀬さんも出ようとしてるんですか。」
「えー、今の時間帯っていつも人来ないでしょ?だからいいじゃん。」
ほんとに自由だな。この人。
「もういいですよ。好きにして下さい。」
あと1時間ちょっとだし、月瀬さんの言う通りこの時間お客さんこないもんな。
現に、今も2人以外コンビニ内には誰もいない。
わーい、やったー!と言う月瀬さんを無視して今度こそ本当にレジを出た。