花束とメロディを君に。

♪物語の始まり♪

　　「えぇー！！！」


夏休み直前


夏の暑さにも負けない叫びをあげたのは


春から高校に入学した七瀬花理(ななせはなり)



　　「ごめんね、花理。
　　　私達、今年の夏は演奏旅行に行かなきゃ
　　　いけなくって。」



花理の母はプロのフルート奏者で、父はピアニストだ。



2人ともプロの楽団の演奏者として活躍している。



そのため、今回のように海外へ演奏をしに行くことは初めてではない。


しかし、なぜこんなにも花理が驚いていたのかというと、




「大丈夫！
　　　ママの友達に置いてもらうようお願い
　　　しといたから！」





なんだか、こういうの漫画で見たことあるよ…




高校生になって初めての夏休み。
　


　　　なんだか、忙しくなりそうです。